23日の東京外国為替市場の円相場は対ドルで下落し、一時1ドル=154円87銭を付けた。日米の金利差が意識された。前日のニューヨーク市場で付けた1ドル=154円85銭より円安ドル高が進んだ。1990年6月以来、約34年ぶりの円安水準。  午後5時現在は前日比16銭円安ドル高の1ドル=154円81~82銭。ユーロは45銭円安ユーロ高の1ユーロ=165円28~32銭。  米連邦準備制度理事会(FRB)による利下げ観測の後退が改めて注目され、ドル買いが優勢だった。ただ取引材料は乏しく、値動きは限定的だった。


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