東京証券取引所のまとめによりますと、先月29日から今月2日までに東京と名古屋の取引所で海外の投資家が株式を売った額は、買った額を5524億円上回りました。

海外の投資家が日本の株式を売り越すのは3週連続です。

一方で、国内の個人投資家は4817億円の買い越しで、3週連続の買い越しとなりました。

日経平均株価は、先月中旬から下落傾向が続き、先週後半の今月1日と2日は、あわせて3000円を超える大幅な値下がりとなっていて、海外投資家の売りが加速していることが株価の下落につながっているとみられます。

市場関係者は「アメリカの株安と円高を背景に、海外勢の間ではリスクを避けようと日本株を売る動きがみられる。今後のアメリカの株価や円相場の動向が海外勢の投資行動を左右することになりそうだ」と指摘しています。

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