8日の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=145円台後半で取引された。  午後5時現在は前日比84銭円高ドル安の1ドル=145円84~87銭。ユーロは67銭円高ユーロ安の1ユーロ=159円55~59銭。  日米で株価の不安定な動きが継続し、比較的安全な資産とされる円を買ってドルを売る流れが優勢だった。前日7日に日銀の内田真一副総裁の発言を受けて円が急落した反動で、持ち高調整の動きもあった。  外為ブローカーは「市場はまだ落ち着かないだろう」と指摘。日米の株価動向が為替相場に大きく影響する展開が当面続くと予想した。


鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。