決算会見したローランドの蓑輪雅弘社長(7日、浜松市)

ローランドが7日発表した2024年1〜6月期の連結決算は純利益が前年同期比16%増の36億円だった。ローランドディージーのMBO(経営陣が参加する買収)に伴う株式の売却益が約4億円あったほか為替の円安も追い風となり期初の予想を上回った。

蓑輪雅弘社長は「懸案だったディーラーの在庫調整の影響は峠を越えて上期中におおむね終息した」と述べた。新型コロナウイルス禍の巣ごもり需要の反動減などから、低価格帯の電子ピアノの在庫水準が高い状態にあった。

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