ことし夏のボーナスについて、経団連は従業員500人以上の大手企業156社の回答を取りまとめ、最終的な結果を発表しました。
それによりますと、従業員1人当たりの平均の支給額は94万1595円と去年より3万8198円、率にして4.23%増え、3年連続で増加しました。
支給額の平均は、今の方法で調査を始めた1981年以降で、2018年に次いで2番目に高くなりました。
▽製造業の平均は3.55%増えて、98万6369円、▽非製造業の平均も7.57%増えて、83万6150円となり、業種別では去年と比較可能な19業種のうち、16業種でプラスとなりました。
経団連の新田秀司労働政策本部長は、「ボーナスの支給額が非常に高い水準になった背景には、企業の業績がよくなったことに加えて、基本給の引き上げがある。ことしも賃金引き上げの流れが維持され、加速したと思っている」と話しています。
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