紀陽銀行は6日、貸出金利の基準となる短期プライムレート(短プラ)を引き上げると発表した。引き上げは約17年ぶりで、これまでの2.3%から2.45%とし、9月2日から適用する。短プラは中小企業向けの融資や変動型の住宅ローン金利の指標となる。短プラの引き上げは日銀が7月31日に追加利上げを決めたことに伴う措置で、関西の主要地銀ではこれまでりそなホールディングス傘下の関西みらい銀行とみなと銀行、池田泉州銀行が引き上げを発表している。

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