米ドル紙幣=2009年11月(ロイター=共同)

 【ニューヨーク共同】2日のニューヨーク外国為替市場の円相場は一時、1ドル=147円台前半を付け、3月中旬以来、約4カ月半ぶりの円高ドル安水準となった。

 朝方発表された7月の米雇用統計で、非農業部門の就業者数が11万4千人の増加にとどまり、市場予想を大幅に下回った。失業率も前月より悪化し、米国経済の悪化が懸念されて、ドルを売って円を買う動きが急速に強まった。

 午前8時40分現在は前日比2円05銭円高ドル安の1ドル=149円31~41銭を付けた。ユーロは1ユーロ=1.0849~59ドル、159円88~98銭。

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