液晶パネル大手ジャパンディスプレイ(JDI)は2日、見る角度によって異なる映像を表示し、操作も別々にできる自動車向けのタッチパネルを開発したと発表した。一つの画面で運転手がナビゲーション機能を使うと同時に、助手席の同乗者が動画や映画などのエンターテインメント機能を楽しむといった使い方が可能になる。来年以降に販売される国内外の自動車への搭載を目指す。
高画質の映像を表示するパネルは運転席、助手席いずれからでも画面をタッチすることで操作できる。パネルが特殊技術でどちらの席からのタッチかを自動で判別するため、それぞれが自分の見ている画面をスムーズに操作できる。
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