ユニフォームネクストが1日発表した2024年1〜6月期の単独決算は、税引き利益が前年同期比10%減の1億5000万円だった。売上高は41億円で13%増となったが、一部製品を低い利益率で販売する戦略をとったため減益となった。営業利益は11%減の2億1900万円だった。
ポロシャツや薄手のズボンなど夏物商品の販売を増やした。一方で、注目を集めるファン付き作業服のバッテリーやファンを他の電子商取引（EC）サイトと同じ価格に引き下げて販売したことで粗利益率が下がった。
売上高を前期比24%増の92億円、税引き利益を同27%増の4億4800万円とした24年12月期の通期予想は据え置く。横井康孝社長は「好評だったファン付き作業服の新製品『ハイバッグ』シリーズの売り上げの一部が下期での計上となるため」と理由を述べた。
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