YOSHIKIさんはさまざまな言語で話す自身のAIアバターをつくる(1日、東京都港区)

ロックバンド「X JAPAN」のYOSHIKIさんは1日、新しいファンクラブサービス「YOSHIKI+(ヨシキプラス)」を始めたと発表した。チケットの先行販売や限定商品の購入、Zoomを使ったコミュニケーションのほか、2024年内にYOSHIKIさんとの会話が疑似体験できる「AI YOSHIKI」の機能を導入する。

「AI YOSHIKI PROJECT」では、様々な人工知能(AI)を駆使してYOSHIKIさんのアバター(分身)をつくる。日本語と英語の2カ国語から始め、最終的にはYOSHIKIさんの声音で113カ国語に対応し、会話の疑似体験ができるようになるという。

1日に都内で記者会見したYOSHIKIさんは「(AIによって)エンタメ業界は近い未来、ガラッと変わる状況にある。つくる側の観点からAIを見ることで利点やその逆を勉強し、エンタメに貢献できればと考えている」と話した。

YOSHIKI+はファンと直接やりとりができる機会があるのも特徴だ。YOSHIKIさんは「SNS(交流サイト)での対話はあるが、直接話す機会はなかなかなかった。(ファンと)より近い関係を築き上げられれば」と展望を語った。YOSHIKI+はスタンダードが月額880円、プレミアムが同1760円。

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