王将フードサービスが31日発表した2024年4〜6月期の連結決算は、営業利益が前年同期比1%増の24億円だった。2年連続で最高を更新した。集めたスタンプの数に応じて料金を割り引く会員向けサービスなどが奏功して客数を伸ばし、原材料高を補った。純利益は前年に土地売却益4億6300万円を計上していた反動があり、20%減の17億円にとどまった。
売上高は7%増の264億円で、3年連続で最高となった。年間売上高1000億円突破を記念した250円割引券の配布などのキャンペーンが好評だった。原材料高のほか物流費の上昇が収益を圧迫するものの、店内飲食を中心とした客数増が続いており、増益基調を維持している。
【関連記事】
- ・「餃子の王将」、ギョーザ値上げ 西日本では7%上げ319円
- ・王将フード、上場来高値 株式分割と株主優待を好感
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。