【ソウル共同】韓国政府は30日、日米韓豪など14カ国が加盟するインド太平洋経済枠組み(IPEF)で、サプライチェーン(供給網)で混乱が生じた際に協力するための機構「危機対応ネットワーク」(CRN)が発足し、初代議長国に韓国、副議長に日本が選出されたと発表した。日韓が主導して加盟国間の物流支援を調整する。  災害やサイバー攻撃などで供給ルートが途絶しても、加盟国間で不足品を補い、影響を最小限にする狙いがある。  CRNは、被害を受けた加盟国の要請から15日以内に緊急会議を開催し、代替供給ルートや輸送手段の確保などの支援策を議論する。会議は首脳・閣僚級に格上げすることも可能とした。


鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。