日本電気硝子は29日、最大200億円の自社株買いをすると発表した。7月30日から2025年1月31日に発行済み株式数(自社株を除く)の8%にあたる700万株を上限に取得する。資本効率を高め、株主への利益還元を手厚くする。
28年末まで5年間の中期経営計画の中で23年11月から28年末までの期間中に総額約1000億円の自社株買いをする方針を掲げている。すでに200億円の自社株買いを別途実施した。
29日、24年12月期の連結最終損益が300億円の黒字(前期は261億円の赤字)になる見通しだと発表した。従来予想から30億円上方修正した。韓国のガラス成形事業からの撤退による同拠点の清算に伴い、固定資産売却益を計上した。
営業損益は50億円の黒字(前期は104億円の赤字)になる見通しで、原材料の高騰などを理由に従来予想から110億円下方修正した。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。