富士通ゼネラルが29日発表した2024年4〜6月期の連結決算は、純利益が前年同期比73%減の9億8100万円だった。日本やインドでの猛暑を受けてエアコンの販売が好調だったが、為替差益が縮小して減益だった。

売上高は17%増の796億円。主力のエアコンが日本やインドで好調だったほか、米州では在庫削減に取り組んだ前年同期から出荷が回復した。営業損益は7億1600万円の黒字(前年同期は6億6600万円の赤字)だった。

25年3月期通期の業績予想は従来予想を据え置いた。「第1四半期の業績はほぼ想定通り。国内は猛暑もあり足元の状況も良い」(大河原進・経営執行役専務)という。

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