日本コカ・コーラは水資源保全の分野で自治体との連携を深めている

日本コカ・コーラはこのほど、静岡県の掛川市や御前崎市との間でそれぞれ水資源の保全に関する連携協定を結んだ。同社の緑茶飲料「綾鷹」などには両自治体でできた茶葉が使われている。

2025年4月から具体的な取り組みを始める。御前崎市とは地下水の調査を通じて水量の実態を把握するほか、森林の保全活動などにも取り組む。掛川市とは有機栽培に関する研究で連携する。

日本コカ・コーラはすでに東京都八王子市や山梨県丹波山村と水資源の保全に向けた連携協定を結んでいる。従来の連携先は同社の工場の所在地や、飲料に使う水を供給している自治体が中心だった。茶葉など原材料の産地にまで対象を広げることで、水資源の保全を強化する。

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