セイコーエプソンは人工衛星向けセンサーの需要拡大を見込む

セイコーエプソンは29日、わずかな傾きを検知できる新型センサーの量産を始めたと発表した。人工衛星やドローンに搭載し、速度や姿勢を制御する役割を担う。高い精度で測量する需要が増えているのに対応する。

製品名は「M-G570PR」。人工衛星を使った空撮や測量では、一定の速度を維持したり、本体の姿勢を保ったりすることが重要になる。新センサーは従来品に比べて体積を20倍に増やして精度を高めた。海底や砂漠などの過酷な環境で活用したいニーズにも対応し、防水・防じんの機能も持たせた。

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