週明け29日の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=153円台後半で取引された。
午後5時現在は前週末比30銭円高ドル安の1ドル=153円61~63銭。ユーロは39銭円高ユーロ安の1ユーロ=166円58~62銭。
米連邦準備制度理事会(FRB)による利下げ観測が広がる一方、日銀が31日の金融政策決定会合で追加利上げに動くとの見方が意識された。日米の金利差が縮小するとの思惑から、円買いドル売りが優勢だった。輸出企業による実需の円買いもあった。
市場では「日米の金融政策運営を巡り、神経質な値動きになっている」(外為ブローカー)との声があった。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。