小林製薬が取締役会の議長を創業家の小林一雅前会長から、社外取締役に変更したことが27日、分かった。紅こうじサプリメントによる健康被害問題を受け、社内のガバナンス(企業統治)強化が目的とみられる。
小林製薬が公表した最新のコーポレートガバナンス報告書によると、これまで一雅氏が務めてきた取締役会の議長を「当面の間は都度、社外取締役の中から選定する」としている。
報告書には、一雅氏が特別顧問として会社経営に関する助言を行うことや通常の顧問報酬の4倍に当たる月額200万円を得ることも記されている。
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