レブコムは電話やオンライン面談による商談内容をAIで分析するサービスを手掛ける

電話商談の解析システムを手掛けるRevComm(レブコム、東京・渋谷)は、ベンチャーキャピタル(VC)など5社を割り当て先とする新株予約権で7億8000万円を調達した。レブコムは電話やオンライン面談で取得した音声データを人工知能(AI)で解析して商談の成功・失敗要因を分析するサービスが伸びている。

調達した資金でAIが会議の要約や行動すべき項目を自動で抽出する新機能「バーチャルAIアシスタント」などを開発し、早ければ2025年中に投入する。

新株予約権はVCのWiL、ALL STAR SAAS FUND、ソニーイノベーションファンドなどが引き受けた。これとは別にUPSIDER(アップサイダー、東京・港)とみずほフィナンシャルグループが共同運営するスタートアップ向けデットファンドなどから融資などで8億円を調達した

調達資金は新たなAI技術を活用したサービス展開やセキュリティー機能の強化にも充てる。生産性を向上したい大企業や金融機関に導入を働きかけ、現状は約2500社の顧客企業数を2年以内に5000社に倍増させる計画だ。

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