ホンダ株は損保や銀行が売却を発表していた

ホンダは17日、損害保険大手4社や三菱UFJ銀行などが売り出す同社株の価格が1株1664円50銭に決まったと発表した。17日の終値(1716円)からは3%の割引となった。売り出し株数は3億株近くで、総額は4974億円となる。受け渡しは24日付。

ホンダ株は東京海上日動火災保険、損害保険ジャパン、三井住友海上火災保険、あいおいニッセイ同和損害保険の損保4社に加え、三菱UFJ銀、埼玉りそな銀行、みずほ銀行などが売却するとしていた。合計でホンダの自己株を除く発行済み株式数の6%に相当する。損保4社はホンダ株を全て手放す。

ホンダは5月に最大3000億円の自社株取得枠を設定しているが、今回の売り出しに伴う自社株買いはしない。

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