香港の投資ファンド、エムワイ・アルファ・マネジメントがファンケル株を買い増し、5.09%を保有していることが17日、分かった。エムワイが同日、関東財務局に大量保有報告書を提出した。保有目的は「純投資及び状況に応じて経営陣への助言、重要提案行為を行うこと」としている。
ファンケルを巡ってはキリンホールディングス(HD)が6月、約33%を出資するファンケルの完全子会社化に向けてTOB(株式公開買い付け)を実施すると発表している。買い付け価格は1株当たり2690円で、期間は7月29日まで。ファンケルはTOBに賛同し、株主に応募を推奨すると表明している。
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