古河電工はグループ内の光ファイバー・ケーブル事業について組織再編する

古河電気工業はグループ内の光ファイバー・ケーブル事業の組織を再編すると発表した。日本と米国、ブラジルの事業を実質的に統合する。効率的な事業運営や収益拡大につなげる。

新会社を設立し、古河電工の光ファイバー・ケーブル事業と、完全子会社の正電成和(東京・品川)の発行済み株式すべてを継承する。さらに持ち株会社を設立し、新会社のほか、米国とブラジルの子会社の株式を現物出資する。吸収分割の契約締結日は8月30日、25年4月1日に実施する予定。

古河電工はグループ内のメタル電線事業についても集約し、経営効率の向上や意思決定の迅速化を進める。連結業績に与える影響は軽微としている。

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