原材料費や物流費などの高騰を値上げで吸収し増益を確保した

リンガーハットが12日発表した2024年3〜5月期の連結決算は、純利益が前年同期比2.2倍の2億300万円だった。原材料費や物流費などが高騰したものの、新商品の投入や既存メニューの値上げなどで吸収した。

売上高は6%増の104億円、営業利益は2倍の3億7500万円だった。主力のちゃんぽん店「リンガーハット」の既存店売上高は7.5%増だった。3月に値上げを実施し、客数は前年を下回ったものの客単価は約10%伸びた。

25年2月期の業績予想は据え置いた。売上高は前期比7%増の430億円、純利益は6%増の8億円を見込む。

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