学研ホールディングスのグループ会社で旅行ガイドブック大手の地球の歩き方(東京・品川)は12日、メタバース(仮想空間)でフランス・パリの写真展を開いた。同社の現地特派員が撮影した街並みなどの写真約30点を8月8日まで展示する。26日の五輪開幕をひかえ、消費者のパリへの関心が高まりつつある。旅行の魅力を伝え、ガイドブックの販売拡大につなげる。
写真展の名前は「地球の撮り歩き方」。入場は無料で、富士フイルムが2月から提供する写真愛好家向けのメタバース内に展示コーナーを設置した。空間を移動しながら、パリの街並みの写真などを鑑賞できる。地球の歩き方がメタバースで展示会を開くのは初めて。
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