財務省の神田真人財務官は12日朝、政府・日銀が11日夜の外国為替市場で為替介入に踏み切ったとの見方が出ていることについて、「私からは何もコメントしない」と改めて述べた。為替介入そのものに関しては「まれであるべきだ」との認識を示した一方、「過度の変動、無秩序な動きがあった時は適切な対応を取らなければならない」と市場をけん制した。

神田氏は為替相場の動向について、「投機による過度な変動が物価を押し上げ、国民生活に悪影響があれば由々しいことである」と強調した。【時事通信映像センター】

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