7月3日に20年ぶりに発行された新たな紙幣のうち、一万円札には、「近代日本経済の父」と呼ばれる実業家、渋沢栄一の肖像がデザインされています。

東京商工会議所は渋沢が初代の会頭を1878年から27年間務めていたことから新紙幣の発行を記念した式典を都内で開き、企業や自治体などの関係者200人余りが参加しました。

この中で、東京商工会議所の小林健会頭は「渋沢翁は、民の繁栄が国の繁栄につながると初代会頭に就任されました。民すなわち企業がより豊かで持続可能な社会を実現することができるよう、私たちが次世代にレガシーを受け継ぎ明るい未来に向かって行動していきたい」と述べました。

紙幣に印字された数字とアルファベットを組み合わせた記番号が2番目に若い「AA000002AA」の新一万円札が日銀から東京商工会議所に贈呈され披露されました。

最も記番号が若い新紙幣は日銀が保有していて、今回、披露された新一万円札は10日から東京 千代田区にある「東商渋沢ミュージアム」で展示されます。

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