ブルネイに初出店したダイソーの店舗外観

100円ショップ「ダイソー」を展開する大創産業(広島県東広島市)は9日、ブルネイに進出したと発表した。ブルネイ国際空港近くのショッピングモールにダイソーを出店した。商品の大半は日本の店舗と同じものとし、1商品の価格は2.2ブルネイドル(約260円)で販売する。2028年までに5店舗に増やす。

店舗面積は約300平方メートルで6月30日から営業を始めた。現地では日本文化への関心が高く、日本のキャラクター雑貨を取りそろえる。ファミリー層の来店を意識し、キャンプやベビー用品の品ぞろえも充実させた。

現地企業から出店の打診があり、ブルネイ進出を決めた。ダイソーは店舗の内装などを監修し、商品を卸売りする。店舗運営は現地企業が担う。

ダイソーはブルネイを含め27カ国・地域に出店している。23年末時点で日本国内で4360店、海外で990店舗を展開する。

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