北海道は8日、書籍や文具を取り扱う複合店「コーチャンフォー」を展開するリラィアブル（北海道釧路市）と包括連携協定を結んだ。北海道の魅力発信や文化芸術活動の支援、文字・活字文化の振興などで協力する。
同社はコーチャンフォーなどを道内8店舗、道外では東京都稲城市と茨城県つくば市に設けている。道外店では北海道の土産品や特産品の販売にも取り組んでいる。道内を含む各店舗で、北海道にゆかりのある作家の著書や北海道が舞台となった作品などをまとめたコーナーを拡大し、魅力発信を強化する。
佐藤暁哉社長は「今まで以上にしっかりアピールして北海道の魅力はまだまだあると感じてもらいたい」と述べた。北海道の鈴木直道知事は「書店をどうやって維持していくかは大きな社会問題になっている。協定を通じて前向きな取り組みを進めていけると思う」と話した。
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