車内にもアニメのキャラクターをあしらった(6月30日、浜松市)

第三セクターの天竜浜名湖鉄道(天浜線、浜松市)は6月30日、アニメ「ゆるキャン△ SEASON3」のキャラクターなどを描いたラッピング列車の運行を始めた。同アニメは静岡県や愛知県を舞台とする。コラボを通じ、ファンがゆかりの地を訪れる「聖地巡礼」による集客増を狙う。

同日のお披露目式で中野祐介浜松市長は「列車を利用し、浜名湖や遠州地域を訪れてほしい」と述べた。限定50人で募集した出発式見学・臨時列車乗車は約2分で完売。県外からの参加者も多く、天浜線の松井宜正社長は「沿線への経済波及効果も期待したい」と述べた。

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