大林組の子会社で愛媛県西条市の製材会社「サイプレス・スナダヤ」と中部電力は1日、北海道釧路市で住宅用木材を生産、販売する共同出資の新会社を設立すると発表した。国内最大級の製材工場を建設し、2027年4月に稼働させる予定。住宅用の木材を大量生産し、品質や価格で輸入材に対抗する。  新会社の名称は「釧路ウッドプロダクツ(仮称)」で、スナダヤが8割、中部電が2割を出資する。大林組によると、製材工場は年間で一般住宅の約3万3千軒分の柱を製造することができる規模で、日本製紙が21年に閉鎖した釧路工場跡地の一部を利用することを検討している。


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