横浜・八景島シーパラダイスで開催されたドローンショー。ドローンショー・ジャパンなどが運営を担った(スカイドライブ提供)

「空飛ぶクルマ」などを開発するスカイドライブ(愛知県豊田市)は1日、ドローンを使ったショーの企画・運営を手掛けるドローンショー・ジャパン(金沢市)と業務提携したと発表した。ショー開催時の人員確保や、機体の共同開発・製造で連携する方針。

スカイドライブはドローンを使った配送サービスを展開している。電力会社が送電鉄塔をメンテナンスする際に、資機材を運搬するなどしてきた。物流分野で培ったノウハウを生かしてショー事業を拡大する狙いで、まずは実績を積み上げたい考えだ。

ドローンショー・ジャパンは2020年設立。ショーでの運航経験が200回以上ある。23年に開かれた「世界陸上ブダペスト」や「中国・杭州アジア大会」の関連イベントでもショーの運営を担ったという。

スカイドライブの福沢知浩最高経営責任者(CEO)は「空のエンターテインメントであるドローンショーは、空を身近に感じるためのファーストステップで、社会的受容性の向上につながる。国内でのショー事業を拡大していきたい」とコメントした。

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