東京ガスはCO2を実質排出しない都市ガス原料合成メタンに着目する

東京ガスは1日、二酸化炭素(CO2)を実質出さない都市ガス原料合成メタンの低コスト化に向け、米スタートアップに出資すると発表した。同社は合成メタンのもととなる水素を低コストで製造できる触媒の開発に強みがある。合成メタンは化石燃料よりも高コストな点が普及の妨げとなっている。

子会社を通じ、エイチツーユーテクノロジーズに出資した。出資額や出資比率は非公表としている。水素製造には従来、高価なイリジウムを触媒に使っている。スタートアップへの出資により、イリジウムを使わない触媒の開発を目指す。

東ガスは「環境に優しく安価にe-メタンを製造できる手段を試していく」と説明した。

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