7月1日から「ポテトチップス 超薄切り」2種を販売する

カルビーは28日、薄切りのポテトチップスの新ブランド「ポテトチップス 超薄切り」を立ち上げ、7月1日から商品を発売すると発表した。2020年から展開する薄切りポテトチップスの「シンポテト」を刷新する。定番ブランド「ポテトチップス」の派生商品として位置づけ、消費者の認知度向上と販売拡大を目指す。

チップスの厚さはカルビー商品の中で最も薄くした。油で揚げる前の厚さは同社の「堅あげポテト うすしお味」の約半分という。まずは「こだわりしお味」と「はちみつバター味」の2種類にした。価格はオープンで、想定価格は160円。1日から全国のコンビニで販売し、コンビニ以外では東日本で9月2日、西日本で10月7日から販売する。

20年発売のシンポテトは英語で「薄い」を意味する「thin(シン)」と「ポテト」を組み合わせたネーミングだが、「シンの意味が分からない」「味や特徴が想像できない」などの声があり消費者への浸透に課題を抱えていた。

カルビーは10年発売の厚切りポテトチップス「ポテトチップスギザギザ」も4月に刷新し、「ポテトチップス ザ厚切り」として発売している。今回のリニューアルで「ポテトチップス」ブランドが食感別では3種類に増える。

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