アルプスアルパインは27日、国内外81拠点で基幹システムを統合したと発表した。旧アルプス電気と旧アルパインが違うシステムで出荷情報などを管理していたため、データ共有に手間がかかっていた。一括管理することで事務作業の効率が3割上がった。新製品の開発などに労力を振り向ける。
営業や生産管理、経理を担う拠点で導入した。同社は自動車メーカー向けに、ディスプレーや音響システムなどを納入している。今後は人工知能(AI)が自動車メーカーの売上予測を計算することで在庫管理を効率化する。
アビームコンサルティング(東京・中央)がシステム導入を支援した。
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