JERAは今夏の電力需給対策を発表した

発電大手のJERAは27日、今夏の電力需給対策を発表した。燃料や電源の確保を急ぐほか、発電所設備の停止リスクを下げるため重要設備を重点的に巡視する。猛暑による電力消費の増加を見込み、供給能力を強化する。

電力需要が増える7〜9月に向けて対策を進める。JERAは電源を確保するため、最新鋭の火力発電設備の建設を進める。8月には発電規模78万キロワットの五井火力発電所1号機(千葉県市原市)の営業運転を始める。

同社は「電力需給の変化に対応するため、液化天然ガス(LNG)や石炭のトレーディングを手掛ける子会社を通じて燃料の機動的な調達にも取り組む」と語った。

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