西武・プリンスホテルズワールドワイドとオリックス・ホテルマネジメントは26日、7月から食品などの共同配送を始めると発表した。神奈川県の箱根にあるホテルなどの施設が対象。トラック運転手の残業制限で輸送能力が不足する「2024年問題」に対応するほか、二酸化炭素(CO2)の排出削減にもつなげる。
西武プリンスが運営するホテル「ザ・プリンス 箱根芦ノ湖」や「西熱海ゴルフコース」など9施設と、オリックスが運営する「箱根・強羅 佳ら久」など2施設の計11施設に共同配送する。共同配送によるCO2削減量は年間で約488トンという。
西武プリンスは2016年から東京都内で自社運営施設向けの共同配送を始め、関西圏も含め4エリア25施設で取り組んでいる。今回初めて他社と共同配送することを決めた。
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