学生が食器洗浄機の販促戦略を提案した(26日、愛知県みよし市)

厨房機器大手のホシザキは26日、東海学園大学経営学部(愛知県みよし市)と連携し、同社の業務用食器洗浄機の販促戦略を立案するコンテストを実施した。学生が企業課題の解決方法を実践的に学ぶとともに、業務用が中心で一般消費者になじみがうすいホシザキ製品について学生に興味関心をもってもらうねらいもある。

同日、3チームに分かれた10人の学生が食器洗浄機の販促戦略を発表した。家具家電付きマンションへの設置やSNS(交流サイト)のハッシュタグ機能を使ったキャンペーン、製品愛称を作るなどの提案が出た。優秀チームの提案は7月10日に表彰され、今秋からホシザキの販促・宣伝活動に生かされる予定だ。

ホシザキは5月に東海学園大学経営学部と産学連携の覚書を締結。同社は今まで研究開発分野で大学と連携してきたが、販促分野では初めてだ。「機会があれば地元大学との連携を増やしていきたい」(同社)としている。

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