秋田市内で開いた新スタジアム整備協議会(26日)

秋田市内で計画している新スタジアムをめぐり、市や秋田県、サッカーJ2のブラウブリッツ秋田などでつくる協議会が26日、開かれた。市は建設前倒しの可能性を探るため、「(中心部の)八橋運動公園も候補地の一つとしたい」と提案。県は持ち帰って検討するとし、本拠地にするブラウブリッツは同意した。

市は新スタジアムについて、これまで郊外の外旭川地区のまちづくりと併せて整備する方針を示していた。ブラウブリッツと協議し、同地区の卸売市場建て替えで生じる余剰地に建設するとしていた。

だが穂積志市長が3日の定例記者会見で、「八橋運動公園も一つの選択肢」と表明した。これを受け、市が新スタジアムをめぐる協議会の場で正式に提案した形になる。ブラウブリッツの岩瀬浩介社長は「1年でも2年でも(建設が)早まるならありがたい」と歓迎する考えを示した。

ブラウブリッツは来季のクラブライセンス申請時期が6月末に迫っている。新スタジアムの建設地は外旭川地区を軸に、八橋運動公園も候補地に加えて申請するとした。

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