【ベルリン共同】ドイツのウィッシング運輸相は12日、欧州連合(EU)欧州委員会が中国製電気自動車(EV)に追加関税を課す方針を決めたことについて、X(旧ツイッター)で「貿易戦争や市場の分断ではなく、EU域内の競争拡大や市場の開放を通じて、自動車は適正な価格になるべきだ」と反発した。  中国市場を重視するドイツの自動車企業は中国との貿易摩擦を懸念しており、自国の産業界に配慮した形だ。ウィッシング氏は以前から追加関税に反対していた。  ドイツ政府報道官は12日の記者会見で「(EUと中国が)友好的な解決に達することを望む。これ以上の貿易摩擦は必要ない」と述べた。


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