食品スーパーを主力とするJMホールディングスが12日発表した2023年8月〜24年4月期の連結決算は、純利益が前年同期比29%増の39億円だった。新型コロナウイルス禍で落ち込んだ人流の回復傾向が続き、スーパーマーケット事業、外食事業ともに好調だった。

売上高は14%増の1293億円、営業利益は33%増の74億円だった。スーパー事業、外食事業ともに既存店が順調だった。スーパー事業は前期に出店した3店舗と、23年3月にグループ入りしたスーパーみらべるが売り上げ増に寄与した。外食事業も焼肉店の新規出店が売り上げ増に貢献した。

24年7月期通期の業績予想は据え置いた。売上高は前期比9%増の1690億円、純利益は7%増の47億円を見込んでいる。

同日、株主優待制度を拡充すると発表した。従来は精肉関連商品を提供していたが、新たな制度では精肉、コメ、商品券の3種類から1つを株主が選べるようにする。優待制度の基準日は7月末。

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