ニッコンホールディングスは7日、日野自動車と損害保険ジャパン、三井住友海上火災保険の株主3社が同社株計212万4800株（自己株式を除く発行済み株式数の約3%）を売り出すと発表した。各社が進める政策保有株の削減の一環で、個人投資家向けに売り出す。
株式の売り出しに伴う需給悪化を緩和するため、30億円、130万株（自己株式を除く発行済み株式数の2.06%）を上限とした自社株買いをあわせて発表した。取得期間は7月1日〜12月30日で市場で買い付ける。
10月1日を効力発生日とし1株を2株に分割する。7日終値で約29万円の最低投資額を15万円程度に引き下げ、株式の流動性や投資家層を拡大する狙い。
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