スマートフォン用ゲーム開発などのエイチームは7日、国内投資ファンドのアドバンテッジパートナーズ(東京・港)子会社、アドバンテッジアドバイザーズ(同)から約50億円を調達すると発表した。第三者割り当てによる新株予約権と転換社債型新株予約権付社債(CB)の発行で、それぞれ約25億円を調達する。割当日と支払期日は6月26日。
全て株式に転換されると、アドバンテッジはエイチームの株式を29.41%保有する筆頭株主になる。調達した資金のうち約19億円をM&A(合併・買収)に充てる。
エイチームはコンサルなど企業を主な顧客とした事業の強化を進めており、2年後までに50億円のM&Aを計画する。アドバンテッジから顧客の紹介を受けるほか、M&Aの相手先の調査などでも協業する。
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