6日の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=156円台前半で取引された。  午後5時現在は前日比13銭円安ドル高の1ドル=156円27~29銭。ユーロは23銭円安ユーロ高の1ユーロ=169円98銭~170円02銭。  前日の米長期金利の低下で、日米金利差の縮小を意識したドル売り円買いが広がった。輸出企業による実需の円買いがあった。日銀の中村豊明審議委員が6日に追加利上げに慎重姿勢を示したことで、円売りも出た。  市場では、米金融政策運営で重視される米雇用統計の発表を7日に控え「様子見姿勢の投資家も少なくない」(外為ブローカー)との声があった。


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