DMM.com(東京)グループの暗号資産(仮想通貨)交換業者DMMビットコイン(東京)は5日、約482億円相当のビットコイン(BTC)が不正流出した問題に対応するため、増資などによりグループ内で計550億円を調達すると発表した。

同社は財務基盤を強化した上で、「流出相当分のBTCを調達し、全量保証する」とし、BTCについては「市場に影響を与えないよう配慮しながら調達を進める」と説明している。不正流出の原因は調査中という。

同社は5月31日午後1時26分ごろ、約482億円相当のBTCの不正流出を検知。安全確保のため暗号資産の出庫処理など一部サービスの利用を制限した。金融庁は資金決済法に基づき、原因などに関する報告徴求命令を出している。

ビットコインのロゴ(AFP時事)

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