5日の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=156円台前半で取引された。

 午後5時現在は前日比76銭円安ドル高の1ドル=156円14~15銭。ユーロは55銭円安ユーロ高の1ユーロ=169円75~79銭。

 国内輸入企業が決済に必要なドルを求める動きが出た。朝方は、米連邦準備制度理事会(FRB)による利下げ観測が強まったほか、日銀が国債の買い入れ額を減らすとの見方から円買いドル売りが優勢だった。

 市場では、昨日からのドル安の流れを受けて「ドルを買い戻す動きがみられた」(外為ブローカー)との声があった。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。