【ニューヨーク共同】米電気自動車(EV)大手テスラが6月の株主総会で承認を求めるイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)への560億ドル(約8兆7千億円)規模の報酬パッケージ案に対する逆風が強まっている。大手の議決権行使助言会社などが反対を相次ぎ表明。テスラも反論し、さや当てが続いている。

 米メディアなどによると、マスク氏の報酬パッケージは成果連動型で、給与やボーナスではなく、ストックオプション(自社株購入権)を得られる仕組みだ。テスラの時価総額が2018年からの10年間で6500億ドルに達することを前提に設定されている。

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