川崎重工業は建設工事で発生するコンクリート塊などをリサイクルする新型の破砕機を発売した。エンジンの駆動方式を工夫し、エネルギー効率を従来機より10%以上高めた。利用者は燃料を節約できるなど運転コストを低減できる。破砕機は産業廃棄物処理業者など向けに日本で年間40台ほどの需要がある。川崎重工は新型機を年3台販売することを目指す。
新型機は川崎重工子会社のアーステクニカが販売する。エネルギー効率を高めたほか、破砕機能も高めた。約20センチメートルの大きさの廃棄物をこれまでは70ミリメートルほどに砕いていたが、今回は40ミリメートルほどまで細かくできる。廃棄物が小さい塊になることで、リサイクルしやすくなるという。破砕が困難な物を自動で検知して排除する機能も搭載、故障のリスクを減らした。
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