マツダは計5車種の認証試験で不適切な行為が見つかった

マツダは3日、「マツダ2」や「アクセラ」など5車種の認証試験で不適切な行為が見つかったと発表した。出力試験時のエンジン制御ソフトの書き換えなどが見つかった。現行生産の「マツダ2」や「ロードスターRF」の一部モデルについては5月30日から出荷停止した。

同日、都内で記者会見した毛籠勝弘社長は「マツダ車をお使いの皆様にご心配をおかけし、大変心苦しく思っている」と謝罪した。「アテンザ」や「アクセラ」の一部モデルなど衝突試験による過去の不正が見つかった3車種は技術検証を社内でおこない「安全性の問題はない」とした。再発防止を徹底し信頼回復に努めるとした。

国土交通省はダイハツ工業などの不正事案を受け、内部調査を求めていた。不正行為が見つかったのはマツダのほか、トヨタ自動車、ヤマハ発動機、ホンダ、スズキの各メーカー。

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