生成AIを活用したコンサルティングなどで連携する

デロイトトーマツコンサルティングは3日、米半導体大手エヌビディアの日本市場開拓で協業すると発表した。エヌビディアの画像処理半導体(GPU)の販売代行や人工知能(AI)を使ったコンサルティングに取り組む。エンジニアやコンサルタント約50人の専門部隊を立ち上げる。

エヌビディアの技術をそのまま販売するほか、デロイトがエヌビディアの技術を活用したアプリケーションなどを開発する。自動車メーカー向けのAIシミュレーションや新薬開発支援などを想定している。デロイトグループが2024年夏、東京都内に開業するAIの体験施設で、エヌビディアの技術についての展示も予定している。

デロイトはエヌビディアの技術を採用した時期が早く、投資規模も大きいことから世界的に関係が深い。エヌビディアの大崎真孝日本代表は3日の記者会見で「最重要パートナーに位置づけている」と話し、日本の市場開拓での連携に期待を示した。

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