インタビューに答える日本製鉄の森高弘副会長

 日本製鉄の森高弘副会長(66)が2日までに共同通信のインタビューに応じ、米鉄鋼大手USスチールの買収実現に向けた地元の支持拡大で一定の手応えをつかんだと語った。本社がある東部ペンシルベニア州ピッツバーグで5月下旬、政財界や地域の有力者らと意見交換したと説明。「両社がベストな組み合わせであり、事実に基づかない批判で形成されそうになっているイメージとは違うと正しく理解してもらった」と述べた。  買収は米国以外の全ての関係当局が承認済みだ。一方、米国では全米鉄鋼労働組合(USW)が反発姿勢を崩さず、11月の大統領選を控えて政治案件化している。


鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。